テレビコンテンツの二次利用が進まない理由

二次利用するに値しない。

一言で言うとこうなのかも。
最近特に、テレビ番組の質が落ちているような気がする。
例えば、夕方のニュースなんてワイドショーとどう違うのか分からないほど。
わざわざ録画してまで見たいと思うほどのバラエティは数えるほどしかないとも思う。
本国会に上程された放送法改正案には、NHKによるネット配信ビジネスを法的に認める内容が盛り込まれており、放送外収入増加を目論むNHKが素早く実現するのは確実視されている。これに対し民放局担当者は「できるのはドキュメンタリーだけ」と軽視する見方を示すものの「ドラマやバラエティで(配信サービスを)実施すれば(権利者などからの反発で)番組制作に支障が出る」と牽制。自身はサジを投げつつも、NHKが今ある放送ビジネスの状況を大きく変化させるシナリオを警戒している。

NHKは、50万に及ぶアーカイブの二次利用=ネット配信を検討していて、
それに民法各局は反発。
反発するくらいならそれに対抗すればいいじゃないか
と思うけど、二次利用に耐えるほどのコンテンツはNHKにしかないという現実。
民放には何度でもみたいと思うほど質の高いコンテンツは無い気がする。
スポーツ名場面やあの人は昔こうだった的なものくらい?

そんな感じだから、視聴者も
「ちょっと画質は悪いけどYouTubeで十分。」
と思ってしまうんじゃないだろうか。

今のテレビは「鮮度」で勝負することに重きを置いている気がする。
その方向でいくのなら、二次利用なんてできるわけないし。
著作権が云々というよりも、
「お金を払ってでも見たい」
と思えるほどのコンテンツを製作すればいいんじゃないかと思う。

そのためには、コンテンツ制作側の立場の強化がいるとは思う。
今の体制の維持に躍起になっているだけの民放よりはNHKの方が先がある気がする。
キー局はプラットフォームに専念し、より良いコンテンツを製作すれば放送する
みたいな競争原理を導入して、コンテンツの著作権は製作側が保有するとなるなら
面白いことになるんじゃないかと思うんだけどなぁ。


で。
漫画の世界は、テレビよりも競争原理が働いているとは思う。
それでも、投稿についての注意書きには必ずといっていいほどこう書いてある。
「作品の著作権は出版社に帰属するものとする。」
それはなんかおかしい。
半々ならまだしも、全部だからね。

状況的にはテレビと同じようなもの。
コンテンツ制作側=漫画家は出版社より立場が弱い。
そんなこんなで、読者から大きな支持を得た漫画家と出版社はよく対立する。
でもまぁ、印税は5%という大きなものであることに加え、
在庫のリスクなんかも全部出版社持ち等々、、
かなりの部分でギブ&テイクが成り立っているのも事実。

ネットが普及すればするほど、既存の体制は危機に陥っているのは確か。
ウェブコミックをダウンロード時に課金するなら在庫なんて出るわけもないし、
その時の収入も、基本的に全額製作者自身に入ることになる。
例えば、amazonのような集客力のあるサイトが
ウェブコミック発表のプラットフォームを提供することになれば
状況はますます製作者側有利に傾くかも。
フリーの編集者の斡旋をする会社があるのかどうかは知らないけど(笑)、
あるなら出版社に頼る理由が又一つ消えることになる。

とりあえず、、これからの自分に必要だと感じるものは、
お金を払ってもいいと思ってもらえるほどの価値あるものを作り出せる
という個人の力なのかな、と思う。
まさに、言うは易し、するは難し。。。
頑張れ俺(笑)。
YouTubeの存在は、罪でしかないのか
  1. 2007/07/25(水) 02:19:36|
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